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会社説明会レポート2015

2016年春新規採用アニメーター向けの会社説明会を
平成27年4月11日(土)に南砺市城端伝統芸能会館「じょうはな座」で行いました。

※「会社説明会レポート」は昨年に開催致しました
 内容です。今年度のレポートは公開の準備が出来
 次第更新致しますので、内容に若干の差がござい
 ますが参考としてご覧ください

■代表取締役社長 堀川憲司

―会社の理念について

「P.A.WORKSは何を大切にしてアニメーションを作っているかという事が3つあります。
1つ目はクリエイターにとって作品制作は自己表現の場であること。
SHIROBAKOでも語られていると思いますが、皆さんがこの先アニメーションの仕事を続けるとしたら、何のために作り続けるのだろうか。
作りながら思ったのは、アニメーションを通してやりたいこと、どうしてこの仕事を続けたいかということは色々あると思うのですが、作品作りがみんなの夢とか希望とか、大切にしているものが入れられるような企画という箱であれば良いなと思いました。」

「2つ目は、触れた人の心に長く残る作品を作ること。
これは作り手にとってもそうですけど視聴者にとってもああいう作品があったなと心に残る様なそういう作品を作らないと、パタパタと作る作品であっても、すごく時間をかけて作る作品であっても、やはり人生の中で皆さんがそこに投下する時間というのはそんなに変わりません。オリジナルであれば3年ほど、原作ものでも1年半ほどかかる。
どうせそれくらいの時間をかけるなら、当然丁寧に作ろうと思えば大変ですけど、せっかくそれだけの時間をかけるのであれば、ちゃんと心に残る作品を残していきたいと思います。」

「3つ目は、クリエイターから企業、地域社会まで製作にかかわるすべての人が豊かになること。僕は夢があってこの業界に入りましたが、僕は兄から夢だけじゃ食べていけないぞという話をされました。確かにみなさんいろんな情報は入っていると思いますが、やりたい という意気込み、それはすごく大事ですが、食べていけなければこの仕事は続けられません。
これは個人でもそうですし、会社もそうですね。
作品を作り続けるためにはビジネスとして、また企業として関わっている人たちが利益を上げて、そのなかで余裕を持って作れるような体制を作っていかないと作り続けることはできません。
ちゃんと将来を見据えて、ずっと作り続けられるようなそういう体制を作りたいなと思っています。」

―今後のビジョン

「これはこの5年間でやってきたことなのですが、
年間テレビシリーズで52話を制作できるような体制を作りたいというものがありました。
アニメーションは1クールが大体放映期間にして3ヶ月。本数にすると12~13本です。これは毎週1本のテレビシリーズのアニメーションを作れるようなそういう体力のある会社にしたいということを目標にしていました。
劇場作品やその他細かいいろんなイベント、ゲームとかありますので、今はだいたい年間でTVアニメが3クールから4クール、プラスこまごまとした単独の作品を作っているので目標数の達成にはなっています。
但し、それがちゃんと余裕で作れているかというとまだそういう段階ではなく、アニメーターを含めて人材不足な部分があり、戦力としては完全でありません。
今後、強化しなければいけないのですが、会社のビジョンとして、内製を強める。
その為に、人を育てることに力を入れています。
今は、人材育成に着手して人を育てているところなので、今後徐々に内製は強められて安定はしていくだろうと考えています。」

―企画開発のシステム化

「ありがたいことに過去作品がある程度評価をされて、得にオリジナル作品は昔に比べれば作るチャンスをもらえるようになっています。
オリジナル作品の企画立ち上げから完成までは3年くらいかかるものなのでそれを企画開発するシステムを構築したいと考えています。
日々放映されている納品に追われて、なかなか3年後の作品まで手が回らない。
これが現状だと思うので、この部分に着手することが、ことし一番の僕の課題になるのではないかと思っています。」

―あらたなビジネスモデルを考える

「皆さんネットの評判などを見ていると、どの作品が何千本売れたなど目にすることがあるかと思いますが、アニメーションの制作費というのは、いろんな製作委員会のメンバーがそこに出資して、そのほとんどはビデオグラムが売れたことで出資分が還ってくる仕組みになっています。
今は出資額が全額帰ってくるなんてことは、全体の割合ではとても少ないのではないかと思いますが、これはビデオグラム市場がシュリンクしているからです。
僕らがその中でもアニメーションを作り続けるためにはこのビジネスモデル自体を考え直さなければいけないというのがアニメーション業界の実情です。
そのためにアニメーション制作を支えるための別の市場の事業を立ち上げてそこでバックアップするということをいろんな会社が始めています。
うちもそれに着手しているところなので、立ち上げ始めたばかりでリスクもありますが、
成功させて今後も余裕を持ってアニメーションを制作できるような体制にしていきたいと思います。
ここから5年はかけて完全な軌道に乗せる、それがこれから先5年間のビジョンになると思います。」

■専務取締役 菊池宣広

―本社移転について

「現在、今年度中を目標に東海北陸道の城端サービスエリアに隣接する「桜ヶ池ハイウエイオアシス」敷地の中に本社・スタジオの新築移転を計画し、建設作業を進めております。

あわせて弊社本社のある南砺市様では、同エリアに様々なクリエイターの皆さんに今後クリエーティブ活動をやって頂けるような拠点作り「「仮称」クリエータープラザ」の建設を進めていらっしゃいます。

今回の新本社の建物は、在籍クリエイターの皆さんにとって、快適な作業空間であるべきですが、ただそれだけではいけなくて、今後の事業上も複合的なメリットのある形になっていかなければなりません。
今まで誰もやったことが無いモデルなので模索の連続です。
その模索に付き合ってくださる皆さんで、これからの10年20年のすがたを描いていきたいと考えています。」

■作画部長 吉原正行

―アニメーターの仕事

「一番重要になるのは動画の線の引き方ですね。
何をやるにも第一歩で、この線との格闘が最初のハードルになると思います。
特殊業なのでアニメーションにはアニメーションの線の引き方があって、まずこれを習得してもらうことから始まると思います。
それをやりながら、一年後には月に350枚の本番の動画をやって頂きます。
この350枚は、一年の間に絶対やってもらう数字になります。
この350枚はアニメーターとして食べていくための最低限のラインであり、ほとんどの新人はこなしているので大丈夫だと思います。
その後に、月500枚を3ヶ月続、もしくは400枚を12ヶ月続けられると原画試験を受けられるようになります。この試験は年間で3回あります。
但しこれもP.A.WORKSで原画になるためにはこの3回の期間で合格しないといけません。
P.A.WORKSでは作画、アニメーターをやる上で原画を基準に考えています。
これは作画をやる上での醍醐味と面白みを一番味わってもらえるセクションだからです。
原画の先にあるものが、当然、作画監督やキャラクターデザインなど色々な選択肢がその先に待っていると思います。
その前に、まずは原画を目指してもらうということです。
ただし、中には原画以上にむいている部分がある人も出てきます。
たとえば動画の線について神がかり的なセンスをもつ人もいます。
これも能力の差がありまして、どんなに練習しても引けない線を初めの一発で引いたしまう人も中にはいます。
これはその人がもっているモノなので、それをP.A.WORKSの何処に活かせるだろうかということを、僕のほうでその都度考えております。」

―採用試験の内容について。

「まず、専門学校などへ通われている方もいらっしゃると思います。
学校の課題をまとめたもの、当然それも送って頂いていいのですが、できれば普段、普通に描きなれているものなどを付け加えて頂けるとありがたいです。
完成していなくても、普段の落書きでも良いので、そういったものを書き溜めてあるのであれば、それも送っていただきたい。それは後に本人にお返しします。」