P.A.Press
2020.10.22

P.A.SALONになった日 [今川]

みなさんこんにちは。
P.A.SALON管理人の今川です。

すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、今年の2月29日(劇場版SHIROBAKOの公開日!)に、弊社の公式オンラインサロン「P.A.SALON」がオープンしました。
オープンから半年以上が過ぎ、会員数も徐々に増え、メンバー発信の企画や交流も活発になりはじめていて、今とても良い雰囲気で運営ができています。

P.A.SALON

実は私が今この記事を書いているのも、前にサロンメンバーの方から、「最近公式ブログの更新がなくて寂しい!」という声があった事がきっかけでして、それならば良い機会ですので、まだ入会はしていないけどP.A.SALONにちょっと興味あるかも…という方に向けて、この場を借りてP.A.SALONの事をなるべく詳しくお伝えしていこうかなと思っています。

とはいえ、もしかしたらサロンと全然関係ない投稿をする事もあるかもしれませんが、少しでもこのブログを活性化すべく、どうぞ温かい目で見守っていただければと思います。

私はサロンの方ではほぼ毎日記事を書いたり、たまに動画配信をしていたりしますので、メンバーの方からすればもうお馴染みかもしれませんが、ここで私今川について簡単に自己紹介をさせていただきます。

私が制作としてP.A.WORKSに入社したのは2008年です。

入社当時は弊社の初元請け作品である「true tears」の放送が終わった直後で、同期には「SHIROBAKO」や「有頂天家族」のラインプロデューサーである相馬Pなどがいます。
制作進行としてはじめて担当した作品は当時プロダクションI.Gさんからグロスで請けていた「RD 潜脳調査室」の15話でした。
先輩の下について、実践の中で制作のいろはを教わりました。

私は子供の頃「るろうに剣心」が大好きで、TVアニメはもちろん、OVAを何度も何度も見ていたくらいハマっていたのですが、PAに入社してすぐ渡された「RD」のコンテを見て驚きました。
コンテの表紙にはスタッフの名前が記載されているのですが、そこにはあの「るろ剣」のアニメの監督である古橋一浩さんの名前があったのです。

「RD」の監督も古橋さんだという事をこの時はじめて知りました。

その後さっそく打ち合わせに同席する事になり、まだ右も左もわからない状態ですが、古橋監督もいらっしゃる打ち合わせの場に参加しました。
これが入社初日の出来事です。

子供の頃にめちゃくちゃ影響を受けたアニメの監督さんに、業界に入って初日でお会いできたという体験は、今でも忘れられません。

その後、私は「花咲くいろは」などで制作デスクを務めた後、2012年にPAを辞めました。

アニメ制作とは違う業種についた2014年頃、当時いた会社の隣の席の人からこんな事を言われました。

「SHIROBAKO見てる?」

その時は「SHIROBAKO」が放送されている最中で、まだ見ていなかった私はその人に 「SHIROBAKO」 をすごく薦められました。

「面白から絶対見て!」と。

その後 「SHIROBAKO」 を見た私は、心の底から面白いと思いました。

そして、こうやって口コミで広がるような魅力ある作品を作っているという事に、PAに元いた人間としてはすごく誇らしかったですし、 「SHIROBAKO」 の内容が内容なだけに、「あぁ、やっぱりこういう仕事っていいよなぁ」と、当時を懐かしむと同時に改めて憧れのような気持ちも湧いてきました。

ちょうどそんな頃、堀川社長から「新事業をはじめるから、戻ってこないか?」と電話をいただきました。
なんというタイミングだ、と思いました。

私は決心し、PAに(厳密には子会社に)戻る事にしました。

そして月日は流れ、2019年秋にPA本社に戻り、現在はサロン運営をはじめとしたブランディング関連の仕事をしています。

実は、PAが以前オフィスを構えていた城端にあるビルは元々病院だったのですが、私はそこの病院で生まれました。(城端っ子です)
遠くへ行っても産卵のために生まれた場所に戻ってくる鮭のように、転職してなんやかんやあっても最終的にはPAに(生まれた場所に)戻ってきました。

今はサロンというアニメ制作会社としては珍しい取り組みだったり、今後の様々な企画の立ち上げなど、やれる事/やりたい事がたくさんあって刺激があります。

自己紹介だけで長々と書いてしまいましたが、次からは詳しくサロンの事についても触れていきたいと思います!

それではまた次回!

【今川】

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