(ナレーション:制作部庶務 園部)
お帰りなさいませ、シャクレ水槽へ!
ここは、妖艶なる熱帯魚“シャクレクマノミ”が泳ぐメイドカフェ「きゅんギョばち」。
エースメイドれれびぃが愛を込めて絶賛ワンオペ営業中。
…しかし、毒性生物のドぎつい警戒色を思わせるその外観を見て、ターゲット客層である東京P-10スタジオ制作スタッフは皆、“関わってはダメだ”と素通りしてしまいます。
おかげで暇を持て余したれれびぃは1日の大半を喫煙所で過ごすありさま。
“そろそろ、ビラ配りでもやって集客しないとな…”とシケモクを吹かすサボりメイドです。
それに…早いところ売上金を得ないと、「きゅんギョばち」を傘下に収める最底辺グループ「ノケモノランドグループ」へおひねりちゃんを上納できません。
もし、おひねりちゃんを期限内に上納できなかったら、恐ろしい制裁-ヤキ-が待っています。
というか、そのデッドラインはあと5分。れれびぃ、焼き魚のピンチ。
1銭たりとも手元に無い今、れれびぃが出せる価値あるものは己の美貌のみ。
こうなったら必殺“おひねりちゃんはア・タ・シ作戦”です。
取り立て人への1日専属メイドサービスで手を打ってもらおうという算段。
どーせ暇してたところですし、丁度いいですね。
これでなんとか窮地は脱せそうです。
ダメでした。
作戦失敗、ライン is デッド、Let’sヤキ入れです。
今回のおしおき方法はたい焼きプレス。
普段、P-10制作進行が絵コンテを刷ったりしているこのコピー機の自動原稿送り装置で、れれびぃご自慢の顔をむぎゅ~するという悪魔の所業に、れれびぃは果たして耐えられるでしょうか…?
うわああああああ!
うぃーん。
………
「メイドカフェ『きゅんギョばち』でーす」
ご来店お待ちしております。