ねぇ、そこのママ…今からぼくと遊ばない?
コラ!レレちゃん。
お仕事の邪魔しちゃダメでしょ!
どうも、園部です。
ちょっと目を離した隙にP-10フリースタッフ部屋に忍び込んでいたレレちゃん。
おもしろ帽子を被ってレレちゃんをあやしてくれている、こちらの方は、フリー作画スタッフの鍋田さん。
『Buddy Daddies』では第5話などで作画監督・原画を担当してくださりました。
ちなみに、今までのPA作品応援ブログでも度々ご出演いただいておりまして、
その縁あってかレレちゃんは鍋田さんにとても懐いているようです。
それにしても、最近のレレちゃんのわんぱく具合には頭を抱えております。
このままじゃ制作スタッフのウケは悪くなっていく一方。
逆託児サービスの商売上がったりです…。
ねぇねぇねぇ、そこのママたち…今からぼくとお茶しない?
騒ぎを聞きつけてフリー作画スタッフの今井さんと菊地さんもやって来ました。
こんなんが部屋にいたら、集中してご作業できませんよね。
うちのレレちゃんがスミマセン…。
…そういえば、お三方ともお子さんを大きくなるまで育ててきた歴戦のママ。
P-10制作進行からは聞けない、本物の育児エピソードが聞けるチャンス。
レレちゃんをいっぱしの“こども”に教育するために、
このチャンスを見逃すわけにはいきません。
ということで、皆さん!
騒がしいことですし、ここでちょっと早めの休憩を取って、お話でもしませんか!?
そのついでに「爆弾ゲーム」でもして、遊びたがりン坊なレレちゃんをあやしてあげましょう。
ひととおり遊んだら満足してテンションは落ち着くはずです。
ちなみに「爆弾ゲーム」とは、
参加者は輪になって座り、音楽を流れている間にボール(爆弾)を回し合い、
音楽が止まった時にボールを持っていた人が負け!というあの遊びです。
今回は特別ルールとして、音楽を流す代わりに…
レレちゃんという“ワガママ爆弾”を回している間に堪忍袋の緒が切れ、
怒りが爆発してしまった人が負け、とします。
それでは、ゲームスタート!
それじゃあ、早速お聞きしてもいいでしょうか?
今夜放送・配信開始の第7話のあらすじによると、
“わがまま放題の零とミリに、一騎の堪忍袋の緒が切れてしまう”みたいなのですが、
やっぱり育児をしているとブチギレ体験って結構ありましたか?
鍋田さん:ブチギレ体験というか、ウチは怒らすとメンドクサイ母親を演じていたねー。
料理している際中に子どもがなんかワガママ言ってきたら、菜箸をカッ!とやったり。
それで2本折れちゃって、「なにこのクリーンヒット…スゲ~!」って内心思ったのを憶えてる(笑)
あとは…野球グッズとかさ、子どもが片付けない時ね。
「片付けないんなら捨てますわ~(怒)」って全部集めて、窓開けて外にバァー!っと。
でも、金属バットだけはやめたけどね。
カランカランとうるさくて近所迷惑だし、道路に転がったら危ないからね~。
菊地さん:私も鍋田さんリスペクトで、プラレールをゴミ袋に入れて捨てるフリしたことあるなぁ。
子どもが言う事を聞かない時に「はいはい、これはもういらないよね。回収!捨てます!」って。
ゴミ袋を持って外に出たら、ちょうどゴミ収集車がタイミングよく来て。
それで、ゴミ収集車がウィ~ンって走り去ったのを見て、子どもは「…えっ?」って表情。
ゴミ袋に入れたのはただの演技だと思っていたのに、「本気で捨てたんか!?」ってビックリしたみたい。
外に出て、本当はまだ持ってかれていないプラレールを抱えながら、「い゛る゛~…!!」って泣いちゃって。
やべっ、泣かしちまったってなったなあ(苦笑)
今井さん:子どもに「ご飯だよ~」って言っても、遊んでて片付けない時とかもありますよね。
何回言っても言うこと聞かない時は、私も鍋田さんリスペクトで、ご飯バァーン!
…は無いけど(笑)
「今日はご飯抜き!」とかはやりますね。
だって、何回も同じことを言うのはヤダからね…。
菊地さん:口だけ言っても聞かない時は、実際に行動に移すと1発で言うこと聞きますよね。
「やべぇ…コイツ“本気-マジ-”だ…!」って子どもは思うんでしょうね。
たしかに、子どもって言葉だけじゃ中々わかってくれないものですよね。
では、そんなお三方から見て、一騎と零はパパとして上手くやれてると思いますか?
鍋田さん:子どもと一緒にご飯を食べて、お風呂に入って、ゲームして…っていう時点で親としてOKじゃないすか?
そういうのすら拒絶しちゃう人って本当にいるからね…。
それと比べたら全然うまくやれてるっすよ!
今井さん:そもそも子育てに正解なんて無いでしょうし、完璧なやり方なんてのも無い気がしますしね。
菊地さん:結果オーライみたいなとこありますよね。
まぁ正解があるとすれば、子どもが元気だったらそれが正解なんじゃないかな。
鍋田さん:あと、自分で全部育てようと思っている親なんていないよね。
子どもが乳児期の頃は保育園に助けられたし、その後は学校とか、少年野球クラブのご年配の方とか。
実は、子どもの成長に家族が関わるのは、ほんの一部だけなんすよ。
だから一騎と零は自分たちの力だけでやろうとしないで、
ミリの成長を一緒に支えてくれるママ友をたくさんつくった方がいいと思うな。
おお…!!
すごく良いお話を聞いた気がします!
子育てに正解は無い…。子どもの健やかな成長のために、周りを頼ることが大切…。
なるほど。
じゃあ最後に私も、一言、育児トークに参加させていただきます。
レレちゃん!
これからも逆託児サービスで思う存分、制作スタッフを頼っていきましょうね。
…でも、これだけは覚えておいてください。
キミの成長を一番に願っているのは、私なんですからね!!
…うわ、クッサ(笑) 手ェ離せや…。
負けました。