もしも~し、あんた誰? ぼくのママ?
長谷川:え?いきなり通話してきて何…?
とりあえず、君のママではないかな…。
私は富山本社勤務、制作進行の「長谷川」。
『Buddy Daddies』では第1話と第8話を担当したんだ。
ところで君、レレちゃんだよね。
いつも一緒につるんでる園部さんは今日お休み?
園部?知らな~い。
長谷川ママは第1話と第8話を担当したんだね。
そういえば今日の放送はちょうど第8話までの振り返り回だよね。
…あ、ママ!振り返ってみてよ!
長谷川:え~? …ていうか、ママじゃないって言ってるのに。
まぁ…今はちょうど手すきのタイミングだし、しょうがないなぁ。
“リモート子守り”してあげますか。
これまでの振り返りね。
例えば、なんだろうな…パッと思い付いたのは、
第8話は零が初めて笑顔を見せた回ということもあって、
最初と比べてだいぶ表情豊かになったことかな。
あと、個人的な経験談でいうと、
オリジナル作品ということもあって第1話は何もないところからのスタートで、
前話数という参考例もないので、アタフタしちゃったなぁ。
何でも先ずは監督確認しないと!みたいな感じで。
第8話ではその経験を活かして比較的スムーズに制作できたかなという感触があります。
一騎たちが家族として仲を深めていく過程と一緒に、
私も『Buddy Daddies』の世界への理解を深めていけた感じがするよね!
へぇ~…。
…ママ!振り返ってみてよ!
長谷川:まだ聞き足りないと?
そうだなぁ…じゃあ次は私のお気に入りのカットのお話!
第8話でミリちゃんが誕生日の飾りつけを工作しているシーンなんだけど、
「社内原画の田邊さん、めっちゃ可愛く描いてくれたなぁ」って原画が上がった時から思っていて、
かなりお気に入りなんだ。
ちなみに私が担当した話数はどっちもアクション回だから日常芝居のカットが少な目で、
ミリちゃんの可愛い姿をもっと見たかったな~。
あと、アクションシーンは言わずもがなって感じだよね。カッコよすぎ!
ご作業いただいた原画マンの皆さまにはホント感謝です…!
ママ!振り返ってみてよ!ママ!振り返ってみてよ!
長谷川:え、なんか怖。同じことを何回も…。
もしかして音声バグ…?
伊藤さーん、なんか通話ソフトがバグっちゃったみたいなんですけど、助けてくださーい!
どうも、富山本社へ幽体離脱中の園部です。
そろそろ振り返ってみてはどうですか。
せっかくレレちゃんが私の所在を教えてくれているのに…