P.A.Press
2024.7.27

【シャクレめし】#04 ネタをくれ①

ハロ。ブログマスコットのシャクレクマノミのレレだよ。

TVアニメ『天穂のサクナヒメ』第3話!米作りは厳しい道のりだね…。
でもみんなと力を合わせて辛抱強く頑張れば、きっと良いお米が作れるはずだよね…!

第4話はミルテの回っぽいね。こりゃーミルしか無いっテ🤗
…ってことで今回の料理はミルテの故郷、ベンタニアの料理「ハーリング」に挑戦してみます!

なんちゃってハーリング(材料2人分)

  • ソフトみがきニシン     2枚に分けられし1尾
  • 玉ねぎ           半玉
  • ピクルス          好きなだけどうぞ
    • 漬け汁
      • 米酢        適量(ニシンが浸るくらい)
      • 塩         適量(海を感じるくらい)
      • ディル       適量(海岸沿いで微かに森を感じるくらい)
      • ローレル      適量(この2枚をふたりに捧ぐ…)
      • 粗挽き胡椒     適量(あなたが刺激を求めるほど)

「ハーリング」とは、ニシンを軽く塩漬けにして発酵させたベンタニア料理。
ぼくたちの暮らす世界だとオランダでもつくられている伝統料理らしいよ。

ちなみにここ日本でニシンを手に入れるならたぶん、
基本的に「みがき(身欠き)ニシン」ってやつになるんじゃないかな。
ぼくは普段あまりオサカナコーナーを覗かないから詳しいことはわからんけど。

「みがきニシン」はカッチカチに干されているから、まずは水に戻さなきゃいけなくて、
臭みを取る目的も兼ねて米の研ぎ汁に浸けると良いらしいよ。
こんなところでもお米は活躍するんだね!

でも今回ぼくが使用するのは「ソフトみがきニシン」という半干しタイプ。
これは水に戻す必要も無く、下処理はそこまで大変じゃないっぽいよ!

…とまぁ、説明はこんなところにして、調理を始めることにするよ。

まずは、ニシンのカマを切り落とす!
(カマ:魚のえらの下の、胸びれのついている部分)

次は、腹骨をそぎ切りにして、目立った小骨を抜く!
ニシンの小骨は長いし多いから、抜くにはピンセットを使った方がいいかも。

そして湯に通してウロコと一緒に皮をぺろんと剥がす!
湯に通すことで臭みも取れるっぽいよ。

仕上げに、漬け汁の材料と一緒にニシンをジップロック内にぶち込んで…

あとは冷蔵庫で一晩寝かす!ねんねコロリよ、ぼうや…。

本来、ハーリングは発酵させなきゃなんだけど、発酵って夏場でも半年くらいかかるらしく…。
さすがにそこまで待ってたらブログ連載終わっちゃうから、今回は一晩漬けに留めます!
これが“なんちゃってハーリング”たるゆえんだよ。

ところで話は変わるけど、最近めっちゃ暑いよね。
でも冷蔵庫内はヒンヤリしてて、きもてぃいい。

ハーリングを寝かしつけていたら、ぼくもなんだか眠くなってきちゃったな…。
…Zzz

………

そして、翌日!おはようございます!
ピクルスと刻んだ玉ねぎを添えて、「なんちゃってハーリング」完成!
それでは実食…と言いたいところなんだけど、なんか食欲がわかないんだよね。

…ってワシ、幽霊になっとるやないかーい👆💦

料理を食べる前にまさかの凍死オチ?
ネタに困り過ぎやないかーい👆💦

!?

誰?おばけ?
まさか幽霊になったことで人ならざる者の声が聞こえるようになった、とでもいうのだろうか…。

それにしても、なんて悲痛な声。
どんだけネタが無いんだ。

…いや、違う!!

「ネタをくれ!!」

きみはTVアニメ『天穂のサクナヒメ』制作デスクの中島
まさか、ぼくのつくったネタ(ハーリング)を使ってSUSHIを…!?

次回、「ネタをくれ②」につづく

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