(ナレーション:制作部庶務 園部)
「アンタが逝っちまってから、どれくらいの時間が経ったのだろうな…」
死語。
在りし日に誇った栄華は時代の運河へと流れ行き、今や人々から忘れ去られてしまった言葉。
チェキを売りさばいて得たおひねりちゃんで購入したギロッポンのシースーを食べながら、
れれびぃはかつてのアイボー「激おこぷんぷん丸」の墓標に語りかけます。
アイスの棒だけに(笑) ひえ~!こら一本取られた!ズコー。
「アンタとはよく、アフター5に銀ブラへ繰り出したよな…」
チョベリグに思えた生活もしかし…、運命は時にチョベリバ。
激おこぷんぷん丸は怒り過ぎた故に、おこエネルギ―をスッキリ発散し切ったギャルによって放たれた“飽き”という名の凶弾にバタンキュー。
リーダーを失ったメイドカフェ「ギャルによる怒りの6段活用」一派は学級崩壊状態となり、やがて自然解散。
ムカ着火ファイヤーたちの怒りは鎮火し、皆それぞれ田舎へ帰ったといいます。
それから、早数年…。
あの頃はピチピチギャルだったれれびぃも、いつの間にかオヤジギャルに。
でも…、流行とは瞬く間に移り変わっていくものですが、れれびぃには変わらない“想い”がありました。
「アンタのバッチグーな仕事ぶりにアタイはホの字。
相棒の枠を越えて、アンタとアベックになりたいとさえ思っていたヨ…」
「…なんてうそぴょ~ん!アンタのタカビーなツラを思い出すだけで未だにMK5 -マジで切れる5秒前-だっちゅーの!」
実は当時、れれびぃは流行語大賞を狙って「激萌えきゅんきゅん。(まる)」という激おこぷんぷん丸とクリソツなフレーズを広めようとしていました。
モチのロン、世間の人々にとってはアウトオブ眼中。
これにれれびぃはプッツンし、逆恨み。
最近たんまり集めたおひねりちゃんを資金として、先ほど「激萌えきゅんきゅん。(まる)」を供養するための墓(前方後円墳)を建設したれれびぃは、墓場に立ち寄ったついでに八つあたりドロップキックをかましました。
やめなよ、れれびぃ。お墓にそんなことをしては罰が…
「!?」
「そんなバナナ…」
食があたりました。
※よい子のみんな!公園で遊んだあとは、手指をしっかり洗おうネ!