「ねぇねぇ。ねんねのまえに、お本読んでよぉ~!」
どうも、ビジネス4歳児のレレちゃんを寝かしつけ中の園部です。
…が、ピンチです!
レレちゃんに聞かせる物語は、今ちょうど切らしているところでした…。
ごめんね。今度スーパーで売っていたら買ってきてあげるから…今はねんねしようね?
「へぇ、いいんだ?ぼくが一晩中泣きわめいても。今夜は寝かさないぜ?」
うわぁ…これは完全に、要求を呑むまで今夜は寝ないもんスターです。
このままでは私もレレちゃんも、明日の朝お寝坊してしまいます…。
なんとかしないといけませんね。
…そうだ!物語といえば彼女を呼んできましょう!
ほ~ら、レレちゃん!
『Buddy Daddies』設定制作の「村田」ママを連れてきまちたよ~。今回の君のママだよ~。
噂によると、村田ママはお家で趣味として小説を執筆しているんですって。
彼女ならきっと、レレちゃんを寝かしつけるための物語をいくつか持っているはずです。
さて、まずは安眠への導入として彼女自身の物語を聞くことから始めるとしましょう。
村田ママはいつから小説を書くようになったんですか?
村田:趣味と言えるくらいに力を入れて小説を書き始めたのは、私が中学生の頃ですね。
でも私が小説に興味を抱いた大きなきっかけとしては、たしか小学校5~6年生の時だったかな。
国語の時間で「物語を作ってみよう!」という授業があったんですよ。
それで初めて一本書いてみて、「物語を考えるのって楽しいな…!」と思ったのをよく記憶してます。
へぇ~、趣味を始めてから結構長いんですね!
そして時は経ち、今こうして“アニメーション制作”という物語に関わるお仕事をしているわけですが、
設定制作のお仕事でもその経験が活かされているのでしょうか?
村田:そうですね…設定の参考素材集めとかで一応この経験は役に立ってるんでしょうか?
原作モノのアニメ作品と比べてオリジナルアニメはイチから作る設定が多いので、
膨大な量の参考素材が必要になるんです。
『Buddy Daddies』でもたくさん集めました。
例えば衣装設定でいうと、ファッション雑誌の切り抜きとか。
この後の話数もミリちゃんのキュートな衣装にぜひご注目を!
こうしてたくさんの設定参考を集めているうちに、
趣味の小説執筆時にも細かく設定参考を集めるようになりました。
職業病ってやつですかね?
おかげさまで、より良いものが書けるようになったと思います!
なるほど…では、設定制作のお仕事で鍛えられた村田ママの物語がこのあと聞けるわけですね!
ちなみに普段どんな感じの小説を書いているのですか?
村田:ヒミツです(笑)
でも、私の趣味趣向だけ教えますと、
『Buddy Daddies』の一騎と零の同居設定はまさにどストライクですね。
他の作品だとフツー、ある程度ストーリーが進行してから同居開始!っていう場合が多いのですが、
本作だと最初っから同居済みなんです。
素晴らしいですよね。
『Buddy Daddies』企画段階で私が設定制作として担当が決まった時、
企画概要を聞いて「よっしゃ!」と思ったのを今でも憶えています(笑)
じゃ、定時なので帰りますね。
え?
あ、お疲れ様で~す…。
「あ、ぼくも定時なんで上がります。おつかれっした」
え?